備前 脇本博之さんの窯焚き
脇本さんの窯焚きは、年1回。土づくり・作品づくり・窯詰め・窯焚き・窯出しという工程を
1年サイクルで行います。窯焚きは、毎年12月の初め。約20日の窯焚きです。窯焚きが終わ
ると、すぐ作品を窯から出すわけにはいきません。焚いた日数と同じ位、じっと待ってから窯を
開けます。
窯から出した作品には、松の灰がかかったり・土の中から鉄分が出てたりしてますので、サン
ドペーパーや砥石などで表面を綺麗に仕上げます。花器・徳利・ぐい呑み・湯呑等は、水漏れの
チェック(水検査)をして完了。
そのあとは、といえば・・・・。僕らのような仕事の人たちが全国から備前に買い付けに来る。
いかにしていい作品を見つけられるか。作家との人間関係もだいじですが、やはり作品の
良し悪しを判断する「眼力」が大事だと思います。
詳しく知りたい方は、巷談舎のホームページの「備前のやきもの」のコーナーを見てください。