三日目(9日)は、佐里の梶原さんの工房から武雄へ
唐津の街中から松浦川沿いに車を走らすと、梶原さんの
工房がある相知町佐里の集落があります。
岸岳や作礼山にも近く窯跡もたくさんある地域です。
古唐津を学び、作陶する梶原靖元さんは、土も釉薬も
すべて自身で作っています。
米作りも藁灰を作るためにやるような人です。
けっして饒舌な方ではありませんが、奥に秘めた
唐津のやきものへの想いをいつも感じさせてくれる人です。
武雄へ行く途中、土の神様(坂本祐作)の工場へ寄りましたが
居られませんでした。現在、土屋さんと作陶家の二足のわらじ生活。
ぐい呑みなどはプロ顔負けの作品もつくる隠れた陶人です。
夕方武雄の街に着き、定宿の東洋館でお風呂を頂く。
ここの湯は本当に疲れをとるのには最高。
翌朝まで体はポカポカでした。
夜は、武雄古唐津組合の井上浩一(規窯)さんと有田の草場勇次(ソウ窯)さんと一献。
もう10数年来の友人です。
草場さんは来年3月個展(巷談舎)の予定です。