備前詣

koudansha2006-12-21

 備前焼の作家(窯元も含めて)400〜500人位いるようです。私共巷談舎も

 川端文男脇本博之さんを筆頭に、黒田儀男木戸明彦・野村一郎さん、そして

 30代の横山直樹・宮尾昌宏・豊福博さん、20代の中原幸治・小山陽子さんを取扱ってます。
 僕個人としては、備前焼の伝道師のつもりです。作家の作品を自分の店は勿論のこと、デパートでの企画展、地方の画廊での企画展等を行い、色々な人達に備前焼を知って
もらう事が僕の仕事だと思っています。



 右上の写真でも判るように黒いのも白いのも紅いのも、皆備前焼です。

 どんな土を使うか、(窯の)どの場所に(作品を)置くか、どんな窯焚きをする

 かによって作品の良し悪しが決まる訳です。一流と言はれる作家は、上記の要素

 を大切にしているのです。「土にこだわり、焼けにこだわる」ということですね。

 そして最後に、一番大事なことは・・・・・・。作り手の性根(こころね・こんじょう)

 なのだと思います。


 来週の初め、今年最後の備前詣。窯焚きを終えた黒田儀男さん木戸明彦さん。窯焚き

 中の脇本博之さん、窯焚き前の川端文男さん。伝統工芸展で大きな賞を取った宮尾君

 のところへも行ってきます。


 来年2月の備前展には、沢山の作品がならぶと思います。皆さんも是非ご来店ください