唐津・山瀬の田中佐次郎さんの工房へ行った折、佐治郎先生がこんな事を言われました。
「一に土、二に土、三に土、四に土、五に土、六に土」と。土は命なのだと。
自然坊さんは、(彼自身)土を通り越し、やきものの原点とも言うべき「焼け」をし
きりに強調してました。自分の世界をお持ちの方の言われる話には、リアルな説得力
があるものですね。千数百度の窯の中には誰も入れないのも事実。良い作品を焼き上げ
るため最後は祈るしかないのかも・・・・・。
自然坊窯
(写真右上は長石。上は土作り。この後、足で何度も踏み粘りを出し、数ヶ月寝かす)