唐津は土も焼けも命・・・・

koudansha2007-02-27


 
 唐津・山瀬の田中佐次郎さんの工房へ行った折、佐治郎先生がこんな事を言われました。

 「一に土、二に土、三に土、四に土、五に土、六に土」と。土は命なのだと。

 自然坊さんは、(彼自身)土を通り越し、やきものの原点とも言うべき「焼け」をし

 きりに強調してました。自分の世界をお持ちの方の言われる話には、リアルな説得力

 があるものですね。千数百度の窯の中には誰も入れないのも事実。良い作品を焼き上げ

 るため最後は祈るしかないのかも・・・・・。


  
 自然坊窯
(写真右上は長石。上は土作り。この後、足で何度も踏み粘りを出し、数ヶ月寝かす)