真夜中に「深夜特急」を観る

 沢木耕太郎原作、大澤たかお主演の「深夜特急」を観る。1(96)2(97)3(98)の三篇を
みたら、もう陽が昇りはじめていました。96年に放映された東南アジア編は、僕自身の旅と重なるものがあり、色々なことをおもい返したりします。日本を出て、初めて立ち降りた
香港の重慶マンションは少々おっかなかったように思い出します。僕が旅した1977〜78年とは、景色や人々のファッションなど違いますが、映像のなかのアジアの匂いを感じ取ることが出来、ただただ「懐かしい」とはちがう気持ちになったしだいです。それにしても、チュンキンマンション(重慶マンション)は、世界のバックパッカーの溜まり場でしたね。

 バンコクと言えば、バンコク中央駅の近くのタイソングリートは、凄まじいところでした。1階は食堂。まあ、(どうしようもないような奴ら)ジャンキーと娼婦とゲイと売人の溜まり場でした。宿は安いだけあってエアコンなどありません。喧騒とスモッグと戒厳令
たしか当時は、夜11時以降外出禁止だったとおもいます。(つづきはまた・・・)